G門は既に終わり、この家の主人から許しを頂いた、早く俺もこの林檎を入れなければ・・・・・。
自業自得とはいえなんでこんなことに・・・・・。
「すごい装備だなー、G門は・」 G門の冬山用の重装備を見て、リーダーが笑った。 「そこまでの必要はないだろう、どうせ明日はふんどし一丁なのに」おどけて一番軽装なU島も笑った。
3人は明日の雪山ロケを前にリーダーが何処かで聞いてきた幻の温泉宿に泊まろうと雪山の奥の奥へと向かった・・・・。
しかし、雪山の奥に行けば行くほど下界とは打って変わった積雪量と吹雪で雪山に慣れてない3人はついに遭難してしまった。
「リーダー!宿はどこだよー」
「こんな状況で分かるかよ」
「このままだと遭難しちまうぞ」
3人は吹雪の中をさまよい続け、寒さから守ってくれる場所を探した。
どのくらいさまよい続けたろう、すでに辺りは真暗闇で、このままでは3人とも死んでしまうと覚悟したころ、前方にぼんやりと灯りを見つけた。
「助かったぞ」
3人はその家に泊めてもらおうと戸を叩いた。
「男3人なんて泊められるわけねぇだろう」
冷たい家主の返答が返ってきた・・・・・・・・。
続く