Word to give to stars〜第一章?〜

亜鶴  2006-03-25投稿
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そして、とうとう迎えた私立入試。

入試会場の中の人達は全員同じ学校の人達だった。
皆真剣に最後の復習をしていた。

そんな中、私は勉強していなかったから全てを運に任せた。

そして入試の説明が始まり名前の確認をさせられた。

私の名前は当然の如く間違われていた。

まぁ、無理もない。

私の苗字は昔の古い字で画数が多いのだから…と少々飽きれ気味に手を挙げ会場の先生に言った。

入試の説明も終わり本番!

勉強していない私にとって、中学の学期末テストの少し捻った版はかなり難しかった。

当然空白だらけ…。

特に数学は大の苦手だったから、自慢じゃないが文章問題は全て空白。

テストも全て終了し、面接。

人見知りの酷い私は何故か面接が好きだった。

面接練習で皆が答えに頭を抱えて先生に注意させられる中、私だけはあまり注意されないというほどのものだった。

だから面接だけは異様に力が入った。

数日経ったある日、放課後教室で公立推薦の人と合同に合格発表が行われた。

私の友達は皆受かっている。

そして他の人も落ちてしまった人はみかけなかった。

だから自分が落ちてたらきっと自分だけが取り残される。

そん

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