小春日和?

URAHOK  2007-11-18投稿
閲覧数[160] 良い投票[0] 悪い投票[0]

ピピピピ…ピピピピ…
眠い目を擦りながら、目覚まし時計を止めた。

部屋にはカーテンの隙間から朝日が差し込んでいる。

「朝かぁ…」

今日も憂鬱な1日が始まってしまう。めんどくさい…

そんな私の気持ちとは裏腹に小春日和の良い天気だ。

そんな天気に舌打ちしながら嫌々支度を始める。
トイレに行き、歯を磨き、容姿を整える。

実は私は大の面倒くさがり屋。本当は化粧も着替えも気が進まない。

しかし、今日はいつもよりは入念にチェックをする。

何故なら…アルバイト初出勤だからである。

めんどくさがりの私でもこういう時、少しはドキドキする。

まぁその前に学校があるんだけど。


「いってきまぁす。」

遅刻ギリギリだったが、なんとか間に合った。


「おはよぉ」
友達のマイに声をかける。
「おはよぉ!今日ついに初バイトだね。ドキドキな出会いがあるかもよ〜!ついに老いぼれ20歳も脱出かなぁ?」

マイはそう言いながらキャッキャ笑っている。

私はため息をつきながら、「ないないっ」と軽く受け流す。
…と言いつつ密かに出会いを期待してる私。

今日も無難に授業をこなし、ついに出勤だ。

――気合いを入れ、お店に入る――
つづく。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 URAHOK 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
荒木さやかchan
プロデュースバスソルト


▲ページトップ