映画

さき  2007-11-18投稿
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涙が溢れた。

完全に映画の世界に入っていた。

大切な人が亡くなるって、言葉では言い表すことのできないほどの悲しさ …

となりに座る彼の腕をぎゅっと握った。
そっと頭を撫でてくれた。

あなたがもし同じ状態で、もうすぐ息を引き取りそうな時、
「笑って」
そう言われて、私は笑ってあげることができるかな?

スタッフロールが流れても、ずっと涙が止まらなかった。


「泣き虫〜」

そっと涙を拭いてくれたあなたがとても愛おしかった。


ホントはずっと寂しかった。いつも近くにいるのに、友達との会話が多くて、自分から話すきっかけとなる話題がないから、いつも頼りっぱなしだったんだなってことに気付いて…


だからうれしかったよ。
久しぶりに二人の時間があって。
ずっとそばにいるって言ってくれて。

もう勝手に不安になったり寂しく思ったりはしない。

精一杯、私を好きでいてくれるあなたを愛するよ。


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