死にたい。彼にそんな事を言われたらどう思いますか
私は、飾戸美紀。
彼は、有梨修也。
彼と私は、病院で出会った
彼は、ケガでの入院。
私は、ガンでの入院。
私のガンは、進行が早く
あと2年の命、と言われた
彼のケガは、飛び降り自殺をしようとしてなったらしい。
私はもう死ぬんだな、と思い、毎日を過ごしていた。その時だ
〜コンコン〜
「失礼しま?す!この病室って、俺と同い年の子が寝てる部屋ですか?」
いきなり、うるさい私と同い年ぐらいの男の子が入ってきた。
「あなた、何才?」
彼は笑顔で答えた。
「俺は、16才。高1。名前は、有梨修也。よろしくね!」
私と同い年だった。
「ふぅん。私と同い年だね私の名前は、飾戸美紀。よろしく」
なんとなく話しが合った。「あのさ、飾戸の病気って何?」
答えたくなかった。聞いたら嫌われる、そう思った。勇気を振り絞っていった。「ガンだよ。進行の1番早いやつ・・・」
彼は私の顔を見て、自分の顔を手で覆った。
「・・・ガンか。大変だな一緒に治そうよ。ガンなんか。」
涙が出てきた。
「ありがとう。私と向き合ってくれて。」
彼は私の涙を拭いてくれた なんていい人なんだろう