×月20日(月)
今日は成人式の日だ。
正直あまり
興味がなかったのだが
友達の誘いを
受けて出かける
ことにした。
山田「うわ!寝坊した!」
マンションの一室から
僕の声が響く
山田「成人式って遅刻
しても会場に入れ
るのかな!?」
ドタバタと用意を始め
準備が出来たのが
午前10時30分。
成人式は午前10時00分
に始まるのだ。
急いで会場である
A大学へ向かった。
今日はとてもよく
晴れていて
なんだかとても
気持ちの良い日だった。
ガサゴソ\r
ポケットから携帯を
出して時間を確認
すると、
一緒に行くはずだった
友達の石野から
着信履歴が一件と
「起きないから
先いくぞ!(`´)」
というメールが一通。
山田「(なんだ、
着信一回って、
起こす気0か!)」
キラキラキラ…
ふと、会場の方角
の空に
綺麗なオーロラの
ような光が一瞬見えた。
山田「なんだ今の?」
あまり気にせず会場へ
向かった。
やはり遅れて向かう人
も他にいるようだ。
何人かそれらしき人
が急ぎ足で
歩いている。
山田「(やっぱいるよな
)」
仲間を見つけ、
ちょっと安心した時
ヒュッ…
という音と共に
目の前が暗くなり
意識が薄れてゆく。
山田「う………。」
気を失ってしまった。