俺が…俺がもっと背がデカくて
俺がもっとカッコ良くて
俺がもっと強くて
俺がもっと優しくて
俺がもっと君のために何かしていて
俺がもっと君の理想の人だったら
君は、俺と付き合ってんだろう?
付き合うってなんだ?俺もっと君の傍にいたいよ
他の誰にも邪魔されないで、君だけを見たいんだ
だから、俺がもっと…
神様、明日になって目が覚めたら、君の理想な人にしてください
涙が出てきた…
便所の便器に座って、涙が床に落ちそうになった
鼻がかゆくなって
『ハークッション!』
クソでけぇクシャミ
けど、妙に落ち込んでた俺の気持ちまで飛んでいった。
まだ俺は君が好きなんだ!
便所から出て、鏡を見ると少し涙を付けて、赤くなった強い眼差しがあった
君が大好きだ
今は、それが大事なんだ
神様、サンキュー!