山下くんに、サワリタイ。?

Cake***  2007-11-20投稿
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(山下くんと会う山下くんと会う山下くんと会う…)

(えぇ〜!???)

(山下くんと会う山下くんと会う山下くんと会う…)

(えぇ〜!??)

上記の言葉をエンドレスリピートしながら待ち合わせ場所に向かった私…。


だって本気で会うなんて信じられなかった。


…待ち合わせは皆様オナジミのTSUTAYA。

緊張して階段を軽く踏み外しながら店内へ…。





私、ナニをミテルンだかよく分からない…。



待つこと10分…。



き、き、来たぁー??????

っていうか本物だよ?


どうするよ?あたし(涙)



嬉しさと緊張と半信半疑が入り交じりながら、挨拶。

「ど、どうも〜」

「こんばんはぁ」

向こうも少し緊張してる…??感じがした。


「川原でも行こっか。」

「う、うん」



二人で長く歩いても話が途切れそう…
どうしようとか思ったけど、川原はすぐそこだったので安心した。



川原に着く。






「…」

「…」







「それで?」




ドッキーン???



(もう、君の声がヤバイッス。)


(言っちゃえ?)

「あたし、山下くんの事好きなの。」



色々とあれやこれや自分の気持ちを説明する私。



「…だから、君の事好きなの。
はい、終わり???」

フーフー、ハーハー息切れしながら、告白の説明終了。



次に山下くんが口を開いた。



「俺、この間彼女にフラれたばっかで、まだ引きずってるんだ…」


(ぁ〜…だから最近落ち込んでたのか。)

「これ見てみて。」

彼が私に、携帯の画面を見ろと言った。


それは、今若者に人気の「バンポオブ地検」の歌詞だった。


♪それは孤独と言う名前の、重い、クサリだったんです…。


山下くんが言う、
「1人でいたいけど、孤独が嫌なんだ、寂しいんだ」
「これって、矛盾してるよね」
「誰かの肩に寄り掛かりたいんだ…。

私は、思った事をすぐ口に出してしまった。
「肩ぐらい、いつでも貸してあげるよ?」
…その日から、私は「ぬくもり屋という仕事を始めた。



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