私は、『骨粗しょう症』と言う病気で、恋何てしたことないや。真琴は、いつも病院のベッドでそんな事ばかり考えていた。ちょっと動かすだけで折れてしまいそうな私の骨。「なんで、こんな病気になったんだろう」真琴は、恋がしたいと思っていた。
ある日、病院に、『篠田 彰』と言う男がやって来た。「こんにちわ。僕、佐伯さんのお父さんの知り合いの息子で…」と少しおどおどした様子で真琴の病室の中に入ってきた「真琴、仲良くしてやれよ」隣にお父さんがいた。「えっ…な、仲良くするって…」と真琴は、彰の方を見た。「えっと…な、何か変?僕」少しクスッと笑った。だって、おどおどし過ぎだし、今ごろの歳で『僕』何て。「変な人」真琴は、クスクス笑い始めた。
彰との毎日の楽しい日々に真琴は、次第に彰の事が気になり出した。そしていきなり彰が「今度から真琴ってよんでいい?」と言った 。「良いよ」咄嗟に言ってしまった。そして約二年が過ぎ、真琴は、16になり彰も18になった。そして前は、彰が真琴に質問を色々していたが、反対に真琴が、彰に色々質問するようになった。「ねぇ今度から『俺』っていってよ」「何で?」「そっちの方がカッコいいから」と少し照れながら言う「仕方ないな」と少しばかり呆れたような顔で答えると、「これやるよ」ど小さな鉢植えをくれた。中には小さい二葉が咲いていた。「二葉だ、二葉は俺たちだ」「どうして?」「いつも一緒だからだよ」「あっ…ありがとう彰ちゃん」と泣き出してしまった真琴に彰は、「泣くなよ、俺が一生守ってやるよ」「うん…ありがとう…」でも、真琴は、彰の足手まといになるとおもっていた。彰より先に逝くと思ってた。
続きがあるので是非掲載してください。