慌てて店長に誤る
「すみません!!」
その私の引きつった顔を見た店長は笑いながら
「大丈夫。」
と言って、その灰の入った缶ビールを
一気に飲み干してしまった…。
私は、ただただビックリするだけ
そして店長は何事もなかったかのようにまた歌い始めた。
2時間くらい時間が経ち
ふと外を見ると熱気で曇った窓からは
雪がシンシンと降っているのが見えた
私にとって今シーズン初めての雪。
去年の山篭もりの楽しい思い出が一瞬よぎる。
私はビールの飲み過ぎでトイレが我慢出来なくなっていた
「すみません、お手洗いってどこにありますか?」
すると店長が
「俺もしたいから一緒に行くよ」
と一緒にカラオケルームを出る