ディフェンド ”衝撃” 36

 2006-03-27投稿
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 本当に嘘・・・だったのか・・・?

 俺達を裏切ったのか・・・?

 どうすればいいんだ・・・?俺達・・・―――。

 『・・・ご』

 ・・・?

 『・・・いご』

 誰だ・・・?

 「啓吾っ」
 啓吾が目を覚ますと、目の前には翔と舞の姿があった。
 「お、御前ら・・・、無事だったのか」
 「あったりめぇだろ!」
 「それより、龍華さんは?」
 舞が言うと、啓吾は黙り込んだ。
 「裏切られたの・・・」
 怜が言う。
 「!」
 「龍華さんは、私たちで遊んでたみたい・・・―――」
 「・・・」
 「でも・・・」
 舞が言う。
 「信じよう・・・。最後まで」
 「え・・・?」
 「信じよう。龍華さんのこと」
 「でも・・・―――」
 「大丈夫だよっ!それより、藻先生の所に行こ?」
 「そぉだな。いろいろ言わなきゃいけない事があるし」
 「じゃ、行くぞ!」
 「あ。待ってくれ・・・。儘が・・・―――」
 「はいはい。分かってるよ!」
 
 そして、俺達は巨大な蝶にのり『スィークレット・カムパニー』へ向かった。

 ―スィークレット・カムパニー―\r
 「藻先生。いろいろ話たいことが・・・―――」
 啓吾たちが建物の中に入り、ドアを開けた。だが・・・。
 「な、なんだよ・・・これ・・・?」
 啓吾達の目の前には、建物内の関係者が倒れている姿が目に入った。











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