ホントに欲しいのは・・。?

ココなっちゃん  2007-11-22投稿
閲覧数[502] 良い投票[0] 悪い投票[0]

次の朝。。

見慣れない部屋の様子そして、隣に眠る背中に・・何ともいえない苦しい失望が私の胸を侵食してきた。

背中の持ち主は、アキラ先輩。

臆病な私がつくりだす、哀しい恋の惨劇だ・・。



月曜日の夜に、私は加奈子を自宅に呼んだ。
私は加奈子の顔を見た途端に涙が溢れだしてしまった。

加奈子は「ラブラブの話聞かされちゃうかと思ってたけど・・なに?その涙は?・・間違えちゃった?って訳?」と、慰めるような?!茶化すような言葉で私の気持ちを探りはじめた。

「わかってるくせに・・。」声を詰まらせる私。

加奈子はしばらく黙って何か考えていたが、急に立ち上がると一言「何処?」と私に偉そうな口調で言った。

もちろん「何が?」と加奈子の言っている意味が全く、わからない私は加奈子に聞き返した。

加奈子は「アンタの幸せの黄色い何とかっていうやつ!」と言った。

まだ意味がわからず、顔をしかめる私・・。
勝手に加奈子は、私の部屋のなかをひっかきまわしはじめた。

加奈子は、ようやく見つけだした「ソレ」を私に渡し「はい!BARの名前わかってるよね?!」とだけ言った。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ココなっちゃん 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ