・・・・どうしてこんなことになったのだろう・・・俺と入れ代わりに出ていったU島はまだ帰ってこない・・・奴のことはいい・・・早く林檎を・・・・。
――2日後の朝、老人は部屋に姿を現した――
「どうだ、少しは反省したか?まあ、いくら反省しようが、後悔しようが許さないがな!」
「水を下さい・・・」
G門がか細い声で哀願した。
「水と、食べ物を・・・」
リーダーも頼んだ。
「えぇ〜い、うるさい!何を勝ってなことを!おまえらの話など聞く耳はない!」
老人は猟銃を三人に向けながら今にも引金を引きそうな勢いで三人を睨み付けた。
―『いよいよ死ぬな』と三人が覚悟した時、老人がふと呟いた。―\r
「助けてやらんでもないが・・。どうだ、生き延びるためにゲームをしないか?」
老人が提案した。
「何でもします!何でもしますから助けて下さい!」
「よし、ではゲームをしよう!見事ゲームをクリアしたら助けてやろう!」
老人はいやな笑いを浮かべながら三人を見た。
「で、それで、どんなゲームなんですか?どんなゲームをすれば助けてくれるのですか?」
「ゲームとはな・・・・」
老人がゲームの説明を始めた。