細胞

あゆむ  2007-11-22投稿
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男は母親に抱かれた14才の時間にいる。


女は言う
『そっち向かないで』
男の背中にささやいた。

今日が何日か、あれからどれだけの日数が経ったのかもハッキリわからない。



一人ぼっちの旅人は少しだけ大人びた。



玄関から
光の中へ出てみたい。
もう一度だけ
すべてを忘れて笑ってみたい。



あなたに甘えたい…



ここは薄暗い
寒くて死にそうだね。








『僕を中絶してほしかった』




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