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レオナ  2006-03-27投稿
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「お、何??おまえ今帰り??」

アタシは藍治の傘を持った手を引いて家のガレージに入った。

「こんちわ。」

藍治が傘をたたみ恭クンに挨拶した。

ガレージは玄関先の外灯で明るい。

恭クンは藍治の顔をじっと見た。

藍治はわけが判らずたじろいでいる。

「君〜!男前だね!!!前に家きたことあったよね??」

恭クンは藍治の男前に感動したらしい…。アタシは呆れるばかり。

「イヤ〜お兄さんほどじゃないっす!!!」

藍治がヘラヘラ笑いながら言った。

「しかも良いやつじゃん。」

恭クンは頬を緩めて言った。

「ねぇ…恭クン暇ならさぁ、藍治送ってくれない??」

「え!イヤ良いって!!!オレ普通に電車で帰るからさぁ。」

「あぁ良いよ。どこ家??」

「桜町。恭クンどっか行くつもりだったの??」

今日は仕事が非番の日。

「タバコ買いがてらにちょっとCD見に出ようとしてただけ。」

恭クンは車のドアの鍵をあけた。

「え、ホント大丈夫ですからタバコ買ってCD見に行って下さい!!!」

「藍治クンだっけ???大人の言うことは聞くもんだよ。」

「だって。ほら乗って。」

そう言ってアタシたち3人は恭クンのマイカーに乗った。

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