とある村にある、絶対歌ってはいけない歌。
それが、「折りうた」。この歌を歌った者は自分の一番の友がこの歌と同じように、変死するという・・・
その歌詞は
「こんこつ折った
何折った?
腕折った
足折った
指折った・・・」
ここまでだとまだ死なない。でも、この後の歌詞は・・・
「こんこつ折った
何折った?
胸折った
頭折った
首折った・・・」
ここまで歌うと死ぬという・・
しかし、この歌を知る人がいて、この歌の噂をまやかしだと思い、この歌を歌った・・・ しかも、その人には10年以上の付き合いになる友達がいた・・
そして、歌を歌った翌日。
その人の元にある連絡が届いた。 その人の友達が謎の死を遂げたという・・・。
慌ててその人の家に駆け付けて行って、どんな風に死んでいたか、その人の親に聞いてみると、みんなが寝静まった時に何かがあり、起きてみたら、ぐたっとした状態でベットに倒れていた。医者のところに駆け付けたところ、全身を骨折していたという。
その人は自分の耳を疑った。自分の歌った歌の通り、友達が死ぬなんて・・・
その日はなかなか寝付けなかった。
でも、知らぬ間に眠ってしまた・・・
そして、夢を見た。その夢にはあの友達が出て来た。 そして、こう言った
「なんであの歌を歌ったの?あの歌は、人殺しのための歌でしょう?あなたは、私を殺した。だから、私もあなたを殺してやる!!!」
そして、夢の中でその歌を聞いた。
そして、翌日、その人も
死んだという・・・
あの歌と同じように
そして、この歌を知る者達は、この歌の噂には続きがあることを知る・・・
「この歌を歌い、友を殺した者は、自分もあの歌と同じように死ぬ」という・・・