僕は好きになった。
ある日、恋をした。
彼女のやさしさに恋をした。
僕はメールを通じて彼女に話しかけた。
共通の趣味もあり、会話がはずむ。
それが僕のとっても幸せな時でした。
学校で同じクラスの僕と彼女。
いつも見ていた。知らないうちに僕の視線の先には彼女の姿。
とっても幸せだった。
修学旅行の班も一緒になれた。
班行動をするとき
恥ずかしくて目を合わせられない。
そんな僕にも話しかけてくれた君。
大好きだった。
彼女がいるから充実したスクールライフをおくれたのかもしれない。
自然と頭の中で二人の姿を想像してしまう。自然と頭の中は彼女のことばっかりで埋まってしまう。
そして、ある日彼女は彼氏ができた。
とっても辛かった…
彼女には長く幸せな恋をしてほしい。
そう思った。
でもやっぱり、心の片隅に早く別れてほしい。そんな気持ちもあったのだろう。
そして数日たったある日彼女は別れた。
その彼氏には彼女が告白をしたのだった。
彼女が一番辛かったんだろうな。
そして
僕は決心した。告白をしようと。
そして
自分の想いを精一杯伝えた。
その日は
人生ずーっと記憶に残るだろう。
告白をして、返事を待つ僕。
しだいに胸はもういっぱいになり、心臓が飛び出そうなドキドキに襲われた。
そして返事はやってきた。
初恋は儚く散った…
僕は泣いた
めーいっぱい泣いた
泣いて分かったこと
僕は初めて人を愛した。人を愛すことの辛さ、人を愛すことの幸せさを充分に感じられた恋。
淋しかった。
でも
告白して良かったなと感じる
自分の気持ちに嘘をつかず、相手に伝えられたのだから
end....