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 2007-11-23投稿
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どこにでもおる
ほんまにただの
一般女子。
そんな私。


けどたった一人の人を
めっちゃ好きで、
好きで
好きで
好きで…


ほんまに誰にでも
あるような…
ただの恋愛。


でもこれが
夜の世界となると
偽りばっかで…
『愛したモン負け』。


今になって気付いた。
あれも
これも
それも
どれも…
全部ウソやったんやろうな…
信じたい。
ケド負けたくない。


どれもこれも
私次第。

やけどな、あなた次第でもあるねん…



ごく普通に18年間過ごしてきた私。
それなりに男との付き合いもあった。
ケドどれもそれほど本気になられへんかった。
理想が高いんかもしれへん。
ケドそんな簡単に妥協できひんくて…

やけど、ガールズバーてゆう
夜の世界で働き出したばっかりの私の前に
あなたが現れた。
客として…

その日もいつも通りに
店前でキャッチしてた。
もう朝方で人通りも少ないし
友達はキャッチであげて
私一人やしで
ちょーやる気なかった。


そんな時に
『ちょっと見せて?』
2人組の若い男の人に
声かけられた。
私はフライヤーを見せた。

『ここ山本さんトコやん!行こ!』
そのときのオーナーの知り合いやったみたいで
進んで店に来てくれた。
いつも通りに接客してた。


ちょっと話したとこで
片方の人が番号教えてって言ってきた。
『いいよ?』
番号交換をした。


その後すぐにもう一人の人が用事で先に帰った。
私はそのまま残った人と話してた。

『なんて登録したらいい?名前教えて?』
『タカやで。』

………これが出会い。
その日、店が終わってから一緒にカラオケに行こって言われた。
しんどいから断った。


そんときはほんまにただの客としか思ってなかった。
正直やりづらいとさえ思ってた。

その日から何日後かにも来てくれた。
そんなんが何回か続いて
ある日一緒に終わってからご飯に行った。
『俺仕事までヒマやからこの後カラオケ付き合ってくれへん?』
眠たかったから断った。
ケド1時間でいいから、って何回も言うからしゃーなし行くことにした。

タクシーに乗って着いた先は……
ラブホやった。
やっぱ男ってこんなもんかと思った。
そこでタクシーを降りて歩いて帰った。
何回か着信があったけど無視した。

次の日もかかってきたから出た。
『ごめん酔ってて覚えてないねん。』
はいはいって聞き流した。


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