ピンク色×0z

季紗  2007-11-23投稿
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「おはよぉ〜?」

学校の昇降口で友達と挨拶を交わす。見慣れた風景、見慣れた友達に、今日も1日が始まったな、と思う。

「ねぇねぇ、昨日のアレ、見た〜?めっちゃおもしろかったし〜?」

そう話しかけてきたのは同じクラスの希望(のぞみ)。希望と書いてのぞみと読むのだ。珍しいが良い名前である。

「あぁ〜アレね?おもしろかった?」
「「美少女戦隊ラブリーズ??」」

二人の声がハモる。

「「アハハハハッ?」」
「てか希望、毎週あんなの見てるのぉ〜?
希望ちゃーん、いくつでしゅかー??」

私は希望の頬をプニプニつつく。

「むーっ?しょうがないじゃーん?突っ込みどころ満載で面白いんだもんッ?
あっ?でもぉ〜…美咲も結局最後まで見たんでしょ?なら一緒だもーん?」
「た…確かに…?」

ギィィ…
昇降口の扉が開く音がする。

「おはー…ふぁぁ…」

そう言いながら登校してきたのは、私と同じクラスの谷島竣人であった…



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