悪魔はそう言うと先程の二人の話しを聞き、抵抗を諦めて悪魔を睨み付けている龍華の目の前に歩み寄った。
「お前…訳の判らない武器使うわ…空は飛べるわ…
何者なんだよ…?」
龍華は睨み付けてながら怒鳴りつけて悪魔に言った。
「判らない…」
悪魔はそう一言呟くき、うなだれる。
「私にも判らない…私は誰なのか…私は何者なのか… 知ってるのは…私の名前と…」
そこまで言うと悪魔は金の棒を再び刀へと変えて龍華へと向ける。
「あんたの存在と、あんたを殺したい衝動だけよ!!!」
悪魔はそう叫ぶと龍華目掛けて刀を振り下ろした。