ねぇ 僕には夢があるんだ 憎しみが絶えないなかで 絶望に呑まれるなかで 凍り付くなかで 過ぎていくときのなかで きみと並木通りを歩くという夢が 叶うことはないだろう もうすぐ僕は死ぬからね それでも願うことがある きみの抱えるであろう悲しみが少しでも減るように 僕の死で誰かが救われるように
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