LOVE SONG ?

 2006-03-28投稿
閲覧数[289] 良い投票[0] 悪い投票[0]

 6話
 
 ―次の日―\r
 
 あれっ・・・?
 
 亜美、辺りを見回す。

 梓が・・・いない?

 何処行ったんだろ・・・?

 「ぅわっ!!」
 「!!!」
 梓が亜美の耳元で脅かす。
 「なーんだよ・・。声出るかと思ったのに」
 亜美、梓の服の裾を引く。
 『でも、今声出そうだった』
 「えっ?!マジデ?」
 亜美、うなずく。
 「やったじゃん!頑張れば出るようになるって!」
 亜美、微笑む。
 「じゃ、今日もいつもんとこな」
 亜美、手を振りながら梓の後姿を見つめる。
 
 嬉しい・・・。

 梓に褒めてもらった・・・

 今日中に声出るかな・・・?

 玄関を出ようとした梓の携帯が鳴る。
 「んっ・・・?」
 カバンから携帯を取り出し、電話に出る。
 
 「・・・えっ?・・・・嘘・・・だろ?」
 
 ―放課後―\r
 いつもの公園のベンチに座り、梓を待つ亜美。

 遅いなぁ・・・

 部活、あんのかなぁ・・・?

 迎え・・・行こっかな?

 と、立ち上がる亜美。すると梓が公園に来た。

 梓っ・・・―――。

 亜美は、梓のもとに走っていく。
 『練習しよ?』
 と、ノートに書いて見せる。
 「ごめん・・・今日はできない」
 『どうして?』
 「実は・・・俺・・・、転校するんだ」

 えっ・・・?

 転校・・・―――?



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 玲 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ