ヨネハンダ

晴野明日  2007-11-24投稿
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「あ〜疲れたぁ。ただいまぁ。」
玄関先で靴を脱ぎながら、自分だけに聞こえるくらいの小さな声で、自分を癒やす。
久しぶりに仕事で帰りが遅くなったな…
心身共に疲れたわ。
一呼吸してリビングのドアを思い切り開けた瞬間、
時が止まった。私も凍った。

姉と私の彼が、どうして肩を寄せ合って、キスをしているのか。

テーブルには赤ワインボトルとグラスが見えた。

夢か、幻影か、疲れているのか、
受け入れられなくて、振り返ろうとしていた私は、
無意識に、持っていた家の鍵と、鞄を床に落としていた。

なぜ、姉となのよ…。

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