妊娠してた。すぐに知らせた。先生は
「まぢでぇおめでとさん♪」
もっもぉ〜先生は口が上手いんだから…
「あっ…あっ…ありがとさん!」
「ハハハハハハ!なにそれ〜!」
「もうっ!!」
こんな会話が楽しかった…
そしてー…。産まれました。
双子の女の子。
名前は…
海ちゃんと空ちゃん。可愛かった。でも、あたしたちは、気付きませんでした…海ちゃんの異変に。
海ちゃんの息のがなんか…臭い?ん?荒い…
「ねぇ、先生、海ちゃんちょっとオカシイんだけど…」
「ん?肺…かなぁ…?」
「は…は…肺っ?!」
ひとまず、海ちゃんと空ちゃんを連れて大学病院に行った。
「すいません…生後3ヶ月なんですけど…」
「どうしました?」
「息が臭いのと荒いんですけど…」
「!!ちょっと、待ってて下さい。」
空ちゃんは何も無いことを説明した。
副院長にみてもらった。そしたら「気管支炎です…ね。お父さん、お母さん。気付かなかったんですか?!空ちゃんは何も無いんでよかったんですが…。1週間入院です。空ちゃんはお家に預けて来てください。」
怒られた。海ちゃんは、その日のうちに入院した。空ちゃんは近所に住んでる、元保育士のおばちゃんに預けてきた。
あたしたちは、ずっとついてた。助かる病気だと知って安心した。