僕の名は悠作(ゆうさく)、歳は24。これから死にます。しかしだれかにきいてほしいこんなゲスがいたことを。
昭和58年大工の親父とごくふつうの主婦の母の間に僕は生まれた。家族はばあちゃん、両親、一つ下の弟だ。親父はギャンブル好きで、僕が産まれてからからも家庭をかえりみずカケゴトに明け暮れた。そんな中でも親父は僕だけをとてもかわいがってくれた。よく一緒にパチンコに連れて行っくれた。僕も親父が好きだった。 しかし母は僕が13歳の時、弟をつれて出ていった。婆ちゃんとの不仲と親父のだらしなさに嫌気がさしたと後にわかった。「なぜ母ちゃんは出ていったの?」と聞くと決まって親父は母ちゃんの悪口を言った。僕も親父の言ってることが全て正しいとその頃は思っていた。
っとまぁ僕の話は中学生になった頃からはじめます。