彼女との一年間?

グッチY.K  2007-11-25投稿
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・自分の誕生日・
四月、五月はバスケの大会の練習があってほとんど会う時間がなかったけど彼女と会う時間だけが自分に心の安らぎを与えてくれた。六月に入り大会も終わって一段落つくころには自分の誕生日が近づいていた。
彼女に「誕生日プレゼントなんなの?」と聞くと「内緒♪」と言われた。
人間内緒と言われると余計知りたくなってしまうものだ。自分はどんな物がプレゼントされるのだろうと考えながら当日を迎えた。
当日は平日で、その日の部活は筋トレだけだったので終わるとすぐに彼女の家に向かった。
この日は彼女の家で会うことにしていた。
彼女の家は大きく、広く、きれいな家だ。
家の前に着くたびに緊張してしまう。メールで「着いたよ」と送ると、
「ちょっと待ってて」と返信がきた。
部屋を片付けているのだろうと思っていた。
そして彼女が玄関からあらわれると「入ってもいいよ」と言われた。
「お邪魔します」
「は〜い」とお母さまの声が聞こえた。彼女のお母さんとはちょくちょく話していたので面識があった。
彼女の部屋の前に着くと、「ちょっと待ってて。いいよって言ったら入ってね」
「え、いいけど…」
自分は何で入ってはいけないのか分からなかった。
「いいよ」
と声がしたので入ってみると、なんとテーブルの上にケーキが置いてあった。
「誕生日おめでとー!!」
「ありがとう!!これ自分で作ったの??」
「そうだよ♪昨日の夜作ったんだぁ」
「めっちゃうれしいよ。ほんまにありがとう!!」
そう言って彼女を抱き締めた。そして何度もキスをした。
人生のなかで一番うれしいことであって、彼女と付き合えてる自分が幸せものだと改めて認識した。
「あとこれ…プレゼント!!」「ケーキだけでもすごいプレゼントなのにまだくれるの!?」
「ケーキはたいしたことないよ。早くあけてみて♪」そう言われてあけてみると…なんと!!ペアリングが入っていた。自分から彼女の誕生日にプレゼントしようと思ってたのを先こされてしまった。
「ほんまにありがとうなぁ」「誕生日なんだからこれくらい当たり前だよ」
「左手かしてみ」
「えッ…うん」
自分は彼女の左手薬指に指輪をはめた。
「まだ早いけど将来こうしてまたやりたいね」
「うんッ!!」
そしてまたキスを何度もした。
そのあと彼女が作ってくれたケーキを食べた。
もちろんめちゃくちゃおいしかった。
自分にとって最高の一日であった。

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