家へ帰り夕飯を喰べ、部屋でテレビを見ていた時だった。
ケータイが鳴った。
藍治からのメール。
“今大丈夫??”
アタシはすぐに返信をする。
“大丈夫♪何で??”
送信。
1分もたたないうちにまたメールの着信音が鳴る。
“今、椿の家の前まで来てるんだけどちょっと出てこれねぇ??”
え!!!アタシは驚いて自分の部屋の窓から外を見た。
いた。
藍治が原チャリでガレージの前にいる。
アタシはケータイを持ってすぐに部屋を後にした。
階段をバタバタと降り玄関でPUMAのビーサンを引っかけ外に出た。
玄関のドアを出てガレージの方へ進む。
「藍治!」
藍治は青のズーマーに乗ってそこにいた。