風紀)ナラビを連れて行けだって?
風紀はビックリした
父)今回の事で私達の非力なのが、よく分かった。私達では、ナラビを安全に旅をさせれない
風紀)だが、親が子供を捨てる様なマネなんて止めろよ
風紀が説得するが
父)君にも迷惑をかけるが、ナラビの力は君も、欲しかったんだろ?
父は、風紀も月の葉書が欲しい事を見抜いていた
風紀)そっそりゃナラビが来てくれれば嬉しいが、ナラビが可哀相だ
父)だが、このままでは私達の一族は滅びてしまう。なので、君の旅の途中でいいんだ。風の噂で聞いた事がある。一族の宝玉すら封印してしまうほどの力が、世界の何処かにあるみたいなんだ。そこで私達の宝玉を封印してくれないか?
!!!!!
風紀がその話を聞いて驚いている
風紀)そんな噂が流れていたのか?
風紀が、聞くと
父)あぁ
その言葉を聞くと
風紀)分った、ナラビを連れて行ってやるよ
あれだけ、渋っていた風紀は簡単に承諾をした
父)本当か!!?ありがとう
その後、父が離れていた、ナラビを呼びならびに簡単に事を説明していた。
ナラビは幼いが故に、しばらくの間、風紀と一緒に旅をする程度にしか思っていなかったらしい
そして、家族から見守られながらナラビと風紀は旅に出た
ナラビ)行ってきま〜す
ナラビは泣くのを堪えている家族をよそに笑顔で手を振っていた
それ以来、ナラビは二度と元気な家族と再会は出来なくなる……………………
その後ナラビを除いたウァーチェリファミリーは、山中を通り別の集落を目指した
クエア一族の中に賞金が懸かった者が数人いたみたいで、賞金が貰えて風紀の財布に余裕が出来ていたせりつくせりだった様だ
そして、風紀とナラビの旅は始まった
しかし、一族の力の源とされている宝玉出さえ封印する力とは一体……………………