街の人達は街の中心にある建物にいる人が、医者の変わりをしているみたいだ。風紀らは、一度会いたくなり建物を訪れた
その建物に行く途中何度もスミア様の話を耳にした。相当慕われている様だ
カリ)大きいな〜
カリが驚く程大きく、中心の建物は周囲の家の軽く二倍程あり外装は黒く塗装されていた。おかしな事に窓は一つも無く光が一切漏れない構造になっていた
風紀)ナラビどうだ?“感じ”はするか?
風紀が言うと
ナラビ)うん、確かに光の感じはするけど、何か変なんだよ
ナラビは不思議そうな顔をして言った
風紀)(もしかしたら……………
風紀にある推測が経ったが、風紀達は早速建物の中に入った
中に入ると、分厚い扉が何枚も続いており数枚程通り抜けた時
スミア)いらっしゃい
優しい女の声が聞えた。その部屋はロウソクの光が幻想的にしていた
ナラビ)あなたが、スミア様?
ナラビが質問すると
スミア)ふふっ。可愛いお客さんですね。そうですよ。私がスミアです
上品に挨拶をした。20代前半位だろうか?綺麗な人であった
風紀)急に来て申し訳ないが、あんた何でも治癒出来ると噂を聞いた。旅の疲れがこの子酷いんだ。治してはくれないか?
風紀が言うと
ナラビ)僕疲れてなっ………モゴ?
ナラビが否定しようとするが、口を塞いで妨害した
スミア)そうですか、お若いのに旅をしておるのですか。では、せっかくですので全員一緒に致しましょう
そう言って、スミアは厳重な箱を持ってきて箱を開けた
ナラビ)あっこの感じだ
ナラビがそう言うと箱から月の光が溢れてきた!!!!
スミアが治癒に使っていたのは、月の葉書だったのだ!!!
光に当たると、スミアが何か小声で言った
光に一分程当たると…………
風紀・ナラビ)うわぁ
段々気持ち良くなっていき、物凄く気持ち良くなった
数分経つとスミアは、月の葉書をまた箱に戻した
スミア)いかがでした?
ナラビ)すっすごい
ナラビは感動していた
風紀)あんたは、どうだった?カリ?
そう言って風紀がカリの方を向く
!!!!?
風紀は唖然とする
そこには、アル中が無くなりリリシイ顔をしたカリがいたのだ!!!!