思い出の中の君は
今でも笑っていて
色褪せる事なく
輝いているよ…
私は1人で歩いて行く
君のいない世界
君のいない桜の中を…
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「転入正を紹介する…」
今思えば運命だったのかなって思うよ。
新学期と共に君は現れた。眩しい位に輝いた金髪がとても新鮮だったのを今でも忘れない…
「佐久間 竜一だ。事情があってお前等より1個年上だが仲良くするように」
君は無愛想だったね…無言で私の隣に腰をかけたんだよ?覚えてる?
「瀬戸、教科書見せてやれよ」
私、恐くて仕方なかった…