今晩、いつもよりか寒かった、アタシはいつものように寒さで凍える両手を擦りながら、ギターを背負って歩いてく。
いつもの冷たい特等席に胡座をかいて、ギターを弾き歌い始める、そして、自分だけの世界へと入っていく…
周りの人なんて、気にしない…
演奏が終わり顔を上げると、大勢の野次馬が立っていた、今日は人が多い…
みんなが笑顔でアタシを注目してる…
嬉しいキモチと惜しいキモチが混ぜ合わさったよぅな変なキモチに見舞われた。
アタシは今中?、ＲＣを始めたのは中?の秋頃だった…
ある日を境にアタシはクラス皆からＳＫＴされるよぅになった、まだソレだけなら良いけど、月日が経つごとにいじめはエスカレートしていった…ＳＫＴから始まり、クラス替えの直前までいじめは終わらなかった…
休み時間ごとにパシりに使われたり、トイレに呼び出されて行ったら行ったで便器の水かけられたり、屋上から突き落とされそうになったり、生きるか死ねかの瀬戸際まで行ったり、酷いいじめだった。
アタシは、夏が嫌い、半袖になれなぃから…
アタシは本当は手首に傷なんていれたくなかった…
毎日いじめられる事によって増えるストレス…
悪友とツルんで良い方法を見つけた…
それは、パチる事。
犯罪行為だと分かっていても、辞められなぃ…
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