SCHOOL LIFE?

シーム  2005-10-19投稿
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次の日、眠いから授業は3限から行った。ラッキーなことに、今一番後ろの窓側の席。でも3限はムカつく数学の川越の授業で…
「おいっお前遅刻してなんか言うことないのか!!」
「…」
こういうときは無視。そしてまだ睡眠が足りないっつーことで、寝るに限るね。
「おいっ黒田!!」
川越の足音が近づいてくる。そしてオレの目の前で足音は止まり、再び叫ぶ。
「来て早々何考えてんだ!起きろ!」
「っるせーなぁ!!こっちは金払って学校来てんだよ!遅刻しようが寝ようがてめぇの給料に関係ねーだろ!?あ!?」
「きっさまぁ〜!そういう問題じゃないだろ!!担任に報告しておくからな!」
「どーぞ御勝手に…」
そして授業再開。オレは仕方なく教科書を開き、机に寝そべりながらシャープペンをカチカチ押した。
「じゃあ森山、問5を黒板に書け」
オレの2つ隣の1個前に座る彼女は、ノートを持って静かに立ち、黒板に小さな字でちょこちょこと解答を書いた。
「よし、そうだな、よく出来た。んじゃあ次…」
(なんだ、川越のヤツ説明くらいしろよ。あれじゃ答え言ってるだけじゃん)
オレはぼそっと呟く。席に戻った森山飛鳥はオレの言ったことを聞いてか、ちょっと振り向いてまた前を向いた。

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