いい加減にしてくれ8

たかし  2007-12-01投稿
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シルバー髪と大男は、意識を失っているノリユキを更に奥の部屋へと引きずっていく。
そこは、いつから存在しているのか見当もつかないほどかなり古く、
壁のコンクリなどは、戦時中の防空壕、あるいはナチスのガス室を思わせる造りである。

大男は南京錠を外すと、通常の3倍程はあろうか、錆び付いた鉄製の大扉を開いた。

ドドガ!ドドドガガ―!
「クッせ―!...マエんトキのは、カたシたっケ?」

「まぁイイか...オレガはイルワケジャないシー」
そこは暗闇で、内部がどうなっているのか、入口からは全く解らない。

「ジャあね〜...」

ノリユキを内部へ投げ飛ばす。

ドバッ!ズザザ―\r

「死ネ!

大男が扉を閉めると鍵を掛けた。

ガリチャ!

「ミッカで..発狂!..以上!」




つづく

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