five★24

レオナ  2006-03-31投稿
閲覧数[282] 良い投票[0] 悪い投票[0]

『藍治のこと??知ってたわよ。椿も気付いてたんでしょーが。藍治の気持ちには。』

「……うん。」

アタシは小さく答えた。

『じゃあ別に問題ないじゃない。藍治の性格からしていつか告られることは目に見えていたんだし。答えくらい決まってるんでしょう???』

「決まってたけど。……いざ言われら答えられなかったよ。」

ホントは「冗談でしょ??」とか言って誤魔化して最後に、「アタシたちは一生友達だもんね。」って言って解決するはずだった。

なのに。……言えなかった。いざ告られたら頭の中は真っ白。

『もしかしなくても断る気だったんでしょ!??何で??』

「何でって…アタシと藍治が付き合ったらずっと5人一緒にいられないじゃん。」

『は??…ちょっと椿ぃ……何でよ!??』

「何でよって、何が??」

アタシのテンションはかなり低い。鈴子サンが電話の向こうで声を張り上げてもブチブチと答えた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 レオナ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
ブツブツ・ザラザラ…
ツルリン綺麗な美肌♪


▲ページトップ