小五郎Side2
●ただいま…
妻{あなた?調子悪いの?大丈夫?}
蘭{大丈夫ですか?気分が悪いなら薬でも買ってきますよ?}
●ああ、ちょっと仕事で疲れただけだ、少し横になるよ
よい考えが浮かばなかった、その事で顔がいつもと違うので、皆心配したのだろう、私は幸せを失いたくない、蘭を失いたくない、考えろ、考えろ、リミットは1週間…いや実際は6日か…くそ、クールになれ小五郎、クールに…
蘭{本当に大丈夫ですか?}
●だ、大丈夫だよ、ありがとう!じゃあ寝るね…おやすみ…
そうして私は寝室に行った、今は二人の顔を見ていると冷静に残酷になれない気がした…
3時間後
トルルルル
妻{はい、毛利です、はい、あっ分かりました、今起こしますね、アナターお父さんから電話よ〜}
●んっ、わかった、すぐ行く!
私は少し寝てたのか、集中出来てない自分にイラツキながら電話に出た
バタバタ
●もしもし、父さんどうしたんだ?
小五郎の父{小五郎よ、お前に話しがあるんだが今から家に来れるか?}
小五郎{電話じゃあ駄目なのか?}
小五郎の父{頼む来てくれ、お姉ちゃんについてなんだ…}
小五郎{…お姉ちゃんについて…わかった、何かよくわからないが今から行く…}
父さんが何を言いたいのかは分からない、早く奴を消す策を練らなければならないが、私は何かただならぬ気持ちになり実家に帰った…