SCHOOL LIFE?

シーム  2005-10-19投稿
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数日後、和也とゲーセンで遊んで、帰りがまたもや11時頃になった。ふらふら帰ってると、またもやさっさとオレを追い抜く少女。
「森山さん…?」
振り向くとやっぱり彼女だった。
「あ…」
「この前もこのくらいの時間にここ通らなかった??」夜遅くに、森山さんみたいな子が歩いてるなんてちょっと変な感じした。
「うん…おばあちゃんの家が近所で…看病してた…」
オレらの家は意外と近いことが分かった。それで一緒に帰った。彼女は母親と二人暮らしで、母親は仕事で毎晩遅いから、彼女が病気のおばあさんの面倒みてるんだと。

「ふぅ〜ん、偉いねぇ、オレと違って」
森山さんは黙ったままだった。
「てゆうか…森山さんオレのこと怖がってる??」
「ぇ…ぅ…そんなことないよ」
明らかに怖がってた。オレってやっぱ怖がられんのかね、こーゆー子から見たら。
「ま、オレ実は怖くないから大丈夫だって」
笑いながら言うと、森山さんもちょっとだけ微笑んだ。
「あ、そーいやぁ、川越に…まぢで言ったの!?」
「うん…先生、ちょっと機嫌悪くしちゃったみたいだった…」
「イイんじゃね!?たまにはガツンと、ね!?」
その後オレらはそれぞれの家路を歩いて帰っていった。



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