年下。。?

ココなっちゃん  2007-12-05投稿
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あの時から。。時々、俊也の自宅に私は足を運ぶようになった。

俊也とは、日常におきたことなど色々な話をしたり、二人で料理を作ってみたり、お気に入りのDVDを見たり・・ごく普通に部屋で時間を過ごした。

だけど・・一度、飲みに行こうと誘った私に、少し寂しくみえる笑顔で「また今度にしよう・・。」と俊也は言った。

わかっている・・二人で一緒になんて、出掛けられないことぐらい・・。

俊也は、いつも私の背後に『一也』の存在を意識していた。


1人にならない・・いえ、なれない私・・。
弱い女?それともズルい女?・・情けないバカ野郎だ?!



季節が過ぎて。。街にはコートを羽織り、気忙しく人が行き交う12月のある日、一也から一本の電話がかかってきた。

「クリスマス。。どぉする?イブの晩、久しぶりに何処か感じイイトコ予約しようと思っているんだけど・・」

毎年、クリスマス・イブは一也と過ごしていた。何回目になるんだっけかな?!

「うん!いいね・・まかせるわ!」といつもの私で答えていた。

俊也のことが一瞬、頭を横切った・・。
しかし、私は無理してソノ思いをかき消した。


一也から電話のあった夜。。私は俊也と逢った。

俊也との会話にクリスマスのことは何もでてこない・・。

『俊也。。クリスマスは1人なの?口にしないのは・・わざとなの?ねぇ・・俊也・・』私は頭の中だけで、俊也に問いかける・・。

私達に未来。。明日はあるの?・・。

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