あの部屋を出てどれくらいの時間が流れたのだろう
思い出の香りに誘われて自然と足があの部屋へと向かっていた
歩き慣れた道、見慣れた景色、懐かしくてなんだか切なかった
夜遅く俺は思い出の部屋へ辿り着いた
部屋の窓から明かりがこぼれて彼女が俺の帰りを待ってた頃を思い出した
だけどもうあの部屋へは帰れない
あの時は早く部屋を出たくてたまらなかった
でも、なぜか今になってあの部屋へ帰りたくてたまらない
君と愛し合った場所
喧嘩した場所
仲直りのキスをした場所
君との全てがあの部屋から始まった
…もう一度あの部屋で目覚めあの部屋で眠りたい
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