本当に神はいるのか。 君を失ったあの日から俺は闇を漂い続けた。 幼い日から俺に、正義を教えたのは誰だ。 信じ続けた俺から君を奪ったのは誰だ。 苦悩と涙に溺れたそれからの日々。 その誰かはその頃、同じ世界で笑ったかもしれない。旨い飯を食ったかもしれない。 本当に神はいるのか。 俺はただ、嘆きの闇を這うばかり。 君が消えた場所、そこにはただ、冷たい風が吹くばかり。
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