呪いの学校

まりも  2006-04-01投稿
閲覧数[1279] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「あ!七瀬さん!ちょっと!」
「あ、はい?」
七瀬沙苗。五年一組の、学級代表だ。
「この計画の件なんだけど・・・・・。」
「あぁ!ここって、加奈ちゃんの発表のところ・・・。」
山西加奈。六年二組の、学級代表だ。
「うん。そうだったんだけど、七瀬さん、やってくれな〜い?」
「どうして?」
「その日、用事があって・・・・。」
「あっ!そうなの?いいよ〜!」
その計画は、老人の方に演奏する会のことだ。
 その日の出来事から、大変な事になる。
演奏日。加奈は本当に来なかった。
(大事な用事なんだね。きっと。)
沙苗は無事、発表出来た。
「加奈ちゃん来なかったね〜!」
上岡美樹。沙苗の友だ。
「あ!うん。用事だって・・・・。」
「本当かな〜?前も学級委員やってたけど、ほとんどの行事の日、めんどくさくて、出ないもの。
その後、五年の女の子が、『出てください!』って、厳しく言ったらしいけど、加奈ちゃんが、その子いじめて、もう来なくなっちゃったって・・・・。」
「私の事をいじめるような子じゃないもの。大丈夫よ!」
 次の日。加奈は、学校へきて、友と仲良く話していた。少し、話が聞こえた。
「でっさ〜!昨日さ〜、遊園地にいったんだ〜。七瀬ったら、用事って聞いて心良く引き受けてくれたし!素直すぎんだよ!七瀬は!」
「それで〜?」
「次のいじめターゲットだよ!」
(え!)

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 まりも 」さんの小説

もっと見る

ホラーの新着小説

もっと見る

[PR]
綺麗になりたい!
モテたい!ならコレ


▲ページトップ