錆び付いた世界を写すビルの窓
僕はそっと目を閉じるんだ
今日もまた誰かがないている
僕はそっと耳を塞ぐんだ
君わ笑ってた僕の後で
振り向くたび僕は君を感じてた
こんな世界で僕は夢を見た
それはあなたというきれいな花でした
こんなちっぽけな僕が出来ること
それはきれいな花に水をあげること
やがて花は枯れ果ててゆき
風にのり遠く遠く飛ばされてゆく
残ったのは涙堪える僕だけだった
小さな声であなたの名を呼ぶ
聞こえますか?届いてますか?
あなたが残した種は
僕の心に花を咲かした
僕はこの小さな小さな花を
ずっと枯らすことはないだろう