「じゃあ行ってくるな。」 黒髪の青年が赤髪の少女の頭を撫でながら、青髪の少年に言った。 「ほんとに行っちゃうの?」赤髪の少女が半分泣いた顔で青年にしがみつく。 「仕方ないよ、任務なんだし・・・」 少年が少女に話しながら青年から少女を引き剥がす。「大丈夫だよ、林の国に伝言伝えに行くだけだから」青年は少女を諭すように言った。 「まあ、林が受け入れてくれたらの話だけどな・・」青年は不安そうに呟く。 「気をつけてね・・・」 「ああ・・・」
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用