安らぐ空間…
適度な温度と心地よいサウンドの部屋で、ひとりコーヒーを味わうひととき。
まるで、さっきまでの慌ただしさが嘘の様な空間。
ゆるやかな時間の流れの中で、今日と明日のハザマにいるひとときが好きだ。
冷たい風…部屋の窓越しに感じ取れる。寒い夕暮れに、家路を急ぐ人並みを見て、みんなそれぞれの生活を送ってるって回想する。
ひとりでは生きていけないって、彼女の言葉が浮かんだ。
タバコの煙りが、虚しく舞い上がる。どこか自分の存在に似てるのかって考えてしまう。
人恋しいなんて…そんなんじゃなく、自然な流れの中で生きていたい。