「なんか、、ハズレの合コン。」ため息混じりに、真純がぼやいた
「それにさっきから、たの目付きの悪いヒトこっち見てるし。」
あっ…。来た〜!
「ねっ!電話番号こうかんしようよ。」近づいてきた男はいきなり話しかけてきた。
はぁ?と思いつつ、思いっきりの笑顔で、「まずは自己紹介でしょ?」
慌てて男も「そっっそうだよね。オレ、ひろし!」
「私、みずきです。」よろしく…。(みずき。ごめん。名前貸してもらう
真純はタイプではない。
“ひろし”に嘘の名前を告げた。勿論、連絡先はしらせず、、ひろしのメモだけをもらい、合コンから逃げるように帰ってきた。