タロベエとジロベエ

ポロンチョ牡丹  2007-12-11投稿
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「うっわぁー。もう…、うっわぁ〜。。今日はもうめっちゃ、うるさい日でんなぁジロベエはん。」

「何がやねん。何もうるさいことあらへんがな。」

「ええ?!そうでっか?もうあたしゃ耳なりがうるさくてうるさくて…」

「阿呆。」

「何ですか?」

「何ですかやあるか!。お前自分の耳なりが他人様に聴こえるか?」

「え?あ!そりゃ聴こえるわけありゃしませんありゃしません、くわっはっはっはっ…。あたしもおっちょこちょいで、くわっはっはっはっ。」

「くわっはっはっはっやあるかい!。
ほんまに調子狂うやっちゃな…。何やねんお前は!どもならんなぁ。
いつも楽しそうにしやがってからに。」

「あっれま〜、あんまりそうやってイライラしていると、身体に悪いですよ。」

「誰のせいや誰の!」

「え?あたしですか?」

「お前以外に誰がおんねん!」

「あっれま〜…」

「お前な、前からずっと思てたんやけど、頭大丈夫か?頭のネジ何本か緩んでんのとちゃうか?」

「そんな、頭のネジて。頭にネジなんてありませんけど?」

「もうええ…、お前と喋ってたらこっちがおかしくなる。ちょっと黙っとれ!」

「ふむっくくく…、ふむっくくく……。。ジ…ジロベエは…ん…。ジ…ジロベエ…はん…」

「何やねんなお前は!!誰も息止めとまで言うてへんやろ!!」

「ぷはぁ〜…何やそうでしたんか。ほらあたし慢性鼻炎でしょ。そやから黙って口閉じたら、こうふむっ!…くくく…ゆうて息できまへんので、はぁ〜よかった。苦しかったなぁ〜…。」

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