「「ゴオオォォォー」」
「…ま、一体だけなわけはないか」
「召魔ですからね。魔力が残っている限り、どんどん召喚して来るはずです」
「なるほど。で、後どれぐらい続くと思う?」
「わかりません。ただ、ゆっくりとはしていられませんね」
「かもな。突破するか?」
「そうですね。この先に召魔士がいるはずです。その人を倒しましょう」
2人は轟き声の方へ視線を向ける。
その先には、100を越えるビッグファングと、3000を越えるモンスターが群れをなしていた。「行くぞ。準備はいいな?」
「はい」
2人は、元凶へと走り出した。