とそこにタロベエの飼い主がやってきまして…
「タロベエ。もう?、そやから食い過ぎた後に外をウロチョロすな、って言ってたのに??。
まぁ〜た、腹重くて動けへんくなったんかい?。」
「へぇ?」
ジロベエは首を傾げながらタロベエの飼い主が言ってる事を理解し、タロベエをよ〜く見なおしました。
ニヤリと笑いながら舌を出すタロベエ…
まんまと騙された事に気づくジロベエ…。
タロベエの飼い主は自分の事を呼びにきてくれたジロベエが、かわいくてかわいくて仕方ありません。
そしてタロベエをよいしょと、抱えると…
「ジロベエ、寒いやろ?。家おいでぇーな。」
まんまと騙されたといっても、約束は約束です。。
ジロベエはその日からタロベエの飼い主に飼われる事となり、その後幸せに暮らしましたとさ。
めでたし…めでたし…
「ジロベエはーん。」
「何じゃい阿呆…。」
おわり