街を旅立って4日が過ぎた…………
風紀)今度の“感じ”は、まだ先なんだよな?
風紀が、ナラビに聞く
ナラビ)うん。物凄く微かにしか“感じ”が無いよ
ナラビはやる気無くすくらい遠いみたいだ
ナラビは少し萎えていた
そんなナラビを見兼ねた風紀は…………
風紀)なぁ。ナラビは、家族に頼まれて俺と一緒に旅をしているよなぁ
風紀は、まだナラビに、体内の宝玉を封印する為に旅をしているのを黙っていた
ナラビ)うん。風紀兄ちゃんが、月の葉書を探しているから、“感じ”を頼りに今旅をしているんだよね?
風紀)そう。俺には、旅の目的がある。だが、ナラビは家族の言い付けで旅をしているだろ?。じゃあさ、ナラビも旅の目的を作ればもっと旅が面白くなるんじゃないのか?
風紀がそう問うと……………
ナラビ)う〜ん。もく………てきぃ?
ナラビは、唐突に風紀が、聞いてきたので悩んだ
だが、“目的を考える”という事を考え始めたので、表情が生き生きとしてきた
風紀はホッとしたようで…………
風紀)まぁ急に物事を決めるのは難しいからな、ゆっくりと考えろ。時間はたっぷりある
そういってナラビの頭をクャッと優しく頭を撫でた
そうやって話しているうちに……………
風紀)おっ村がある
風紀とナラビは、村に到着したのだ
ナラビは、村が見えてもまだ、目的を考えているみたいであったが………
風紀)よ〜し、ナラビ!!!!村まで競争しよう
考えているナラビを楽しませながら旅をしている風紀だった
だが、その村は女の人が倒れた村であったのだ……………