シャワーの音
不思議と罪悪感はなかった
バスルームから頭を拭きながら男がでてきた。冷蔵庫のミネラルウォーターを飲みながら、「君、名前は?」と聞いてきた。
「ななし」キョトンとしたけど、何もなかったみたいに「俺は、ヒロシよろしく!」
「ななしさんは、人妻さんかな?」私の薬指の指輪を見ながら言った。
わたしは、頷いた。
「引いた?でも、、後悔とか罪悪感はないの。。」
傍に近づき、「もう一度 、会いたい」
(あ〜私は。何をいってるんだ〜)
思わず言っちゃった。。
ニコニコ笑いながら、ヒロシは頷いた。
私は、ななしのまま、会い続けた。
ヒロシにどっぷりハマって
まるで、恋人みたいな日々が続いた。。
あの日ダンナにバレてしまうまで、、、。