それからもまた変わりなく彼との生活が始まった。 そして6月末、私に生理がこなくなった。急いで薬局に行き検査薬を買うとトイレに走った。陽性だ…。 私の体の中に彼との子供が出来てしまったのだ。私は嬉しさと不安でいっぱいだった。 彼はまだ奥さんと離婚していなかったのだ…。
私は彼に電話で子供が出来たと話をした。
『なんで??』 と意味不明な答えが返ってきたのだ。あまり嬉しそうじゃなかった…。
子供をおろす…
彼との子供…
彼が仕事から帰ってくると、結婚しなくていいからあなたの子供を産ませてほしいと言った…。
彼は分かったとしか言わなかった。
月日は流れて私のお腹はどんどん大きくなって来た。6ヶ月が過ぎ医者から男の子と宣告された。
私は彼の名前をかけた子供にしたいと言うと彼は一生懸命名前を考えてくれた。
私は子の子が産まれる前に別れようと考えていた。 そしてついに彼に告白した…。
『私はこの子と二人で暮らすので別れて下さい』
と…彼は、
『ちょっと待て。あと少しでいいから』
と私に言うと話はそれで終わってしまったのだ。
(妊娠8ヶ月目)
彼は私を呼び出しこう言った。
『お前は俺と結婚したいんか?』
急だったのでビックリしたがすぐ『はい。結婚したいです』
と言った。
(妊娠9ヶ月)
私は産後の為にと実家に帰っていると彼から電話があり離婚したと言われた。私は感きわまって泣いてしまった。いままでの不安と苦労がその一言で消えてしまったからだ。
そして一週間後私達は籍を入れた。
(妊娠10ヶ月)
陣痛が起こり私は病院に迎った。そして元気な男の子を出産したのだった。
家柄や職業などは関係ない…。キャバ嬢だって恋愛して家庭も持てて子供だって埋めるのだ。
私達は3人でまた新たな人生を歩む事になったのだった…(おしまい)
アトガキ‥‥‥‥‥‥実はこの話は私の人生の経過の一つで現在進行中なのです。小説と言うより私の結婚までの日記みたいになってしまいました。もしよろしければ感想よろしくお願いいたします。